なぜ俺が不登校になったか【無気力型】
自分は今年、2021年に18歳になった。
不登校になったのは去年2020年の1月頃だ。
とは言っても、いきなり学校に行かなくなったわけでは無い。
そこでだ、不登校になるまでの過程を軽く説明しよう。
俺は中学の頃から怠け者だった。
運動部に所属していたのだが、普段から遅刻したりサボったりしていた。
部活の友達と仲が悪かったわけではない。休みの日にはよく遊んでいた。
それでも引退まで部活は続けた。
そして高校受験を乗り越え、県内でそこそこの公立高校に進学することができた。
高校1年生、青春っぽいことは特になにもなかったが勉強をしつつ、部活動にも参加した。
2年生になった頃からだろうか、少しずつだが休むことが増えてきた。
今思えばこの頃、『つまらない』とよく言っていたと思う。
同じことが繰り返される毎日に何か刺激が欲しかったのだろう。
そして2学期、部活をやめた。これがターニングポイントだったのかもしれない。
部活をやめたのは些細な理由。
所属していた部活動は全国大会にも出場していたのだが、怠け癖があった俺は適当に部活に参加していた。そこで先輩が自分のことが気にいらなかったのか、参加拒否とまではいかないがそれを匂わせるようなことをされた。
俺はそのやり方が気に食わなかった。
結果、「こんな部活辞めてやる!(笑)」となったわけだ。
もちろん他の要因もあるがとどめを刺したのはこれだ。
自分でも思うがなかなか安直な判断だと思う。
その後、加速度的に休むことが増えていった。
冬に差し掛かった頃、新型コロナウイルスによって一時的に休校になった。
夜遅くまで起きて昼間で寝るといっただらけきった生活を送っていた。
そして休校あけ、登校することはなかったとさ。
ここまでが不登校になった簡単な経緯だ。
俺は不登校になるまでに部活の存在は大きかったと思う。
部活に参加する以上、部活内でのコミュニティが生まれる。
このコミュニティはクラス内でのものとは異なるものだと俺は思う。
部活内の仲間は教室の仲間に比べて、より親密で同じ価値観を共有できる強固なものだ。
俺はそのコミュニティを離れてしまった。
俺は自分と学校をつなぐ太い糸を自分の手で切ってしまった。
この判断がいけなかったのだ。
中学生、高校生は多くの人が部活動に参加すると思う。
俺のようにならないためにも部活は引退まで続けてほしい。
部活は自身と学校とを繋ぐ唯一無二の糸なのだから。