進学?留年?転入?就職?
俺は高校3年生、不登校だ。
もう2月になってしまったのだが、進路について考えなければならない。
現在、全日制の高校に所属しているが、不登校なので卒業できない。
理由としては、出席日数/単位が足りないからだ。
そこで今後の進路なのだが、主に大きく3つの道がある。
それぞれ紹介しよう。
・留年…現在の高校をもう一年続ける。
➀高校3年をやり直す
②高校を休学→高校認定試験→大学受験
・転入…現在の高校から別の高校へ転校。
➀通信制高校等の学校への転校
・退学…現在の高校を中退。
➀退学→高校認定試験を受ける (→大学受験)
②退学→就職
という選択肢がある。
ちなみに高校認定試験とは何かというと、この試験に合格すると高校卒業と同程度の学力を持つことが認められる。
つまり、高校を卒業していなくても、進学のための受験することができるようになるということだ。
ただ、合格していても進学しなければ“中卒”というくくりになる。
さて進路だが、とりあえず難しそうなものから挙げていこうと思う。
一つ目は“退学”だ。
就職して自分がやっていける自信がないことと履歴書が『中卒/高校中退』になるのでこの選択肢は今のところない。
次に、“留年”の➀だ。
同じ学校で一つ下の学年と一緒に登校し同じクラスで勉強するのはなかなか自分のメンタルには厳しいものがある。
中には、以前所属していた部活の後輩もいるだろう。
残ったのは、休学か転入だ。
➀休学→高校認定試験→大学等の受験
もしくは
②転入→通信制等(→大学等の受験)→就職
今俺はこの二つで悩んでいる。
それぞれメリット(M)、デメリット(D)で考えてみよう。
・休学 M:比較的簡単/現在の高校にそのまま所属していられる
D:高校認定試験と進学先の受験に向けて自力で勉強しなければならない
/そのままダラダラともう一年過ごしそう
・転入 M : 環境を変えられる/単位を引き継げるのである程度簡単に卒業できる
D:手続きがいる/単位の科目(体育)によっては登校が必要
/自己管理能力が必要
悩みどころだが、現在は“転入”に軍配が上がっている。
大きな理由としては自分自身、自己管理能力が低いので休学したあとそのままもう一年ニートしそうだからだ。
それならば転入することで、
環境を少しでも変えた方がいいのかもしれない。
不登校児は何しているか
前回の記事を見てもらえば分かると思うが、俺は不登校だ。
不登校といっても俺以外にも山ほどいるみたいだ。
2020年度の資料では、小学生が5万3千人、中学生が12万8千人、高校生が5万人(四捨五入)と記されていた。
中学生に至っては3,94%が不登校らしい。
25人に1人、つまりクラスに一人、二人が不登校生ということになる。
ちなみに小学生は0,83%、高校生は1,58%だ。
つまり何が言いたいのかというと、
『不登校』といっても大したことはない。特別でもなんでもないということだ。
自分を肯定する文章(笑)だが事実そうだ。
さて、今回の本題、不登校生(俺)が家で一体何しているのかを書いてみようと思う。
結論から言うと...
何もしていないだ。
だが、このまま終わるわけにもいかないので少し掘り下げようと思う。
ちなみにだが、あくまでもこれは“俺”の私生活だ。
勉学に励んでいる人もいるだろうし、何か目標に向けて人一倍努力している人も多い。
その人達と自分のような人間をいっしょにしてほしくないと思う。
俺は典型的な昼夜逆転の生き物だ。
夕方に起床し、朝方まで活動している。
活動内容だが、ベッドに転がりながらyoutubeやアニメを見ながら日課のソシャゲをポチポチしている。
夕食(昼食)はカップ麺で済ませることが多い、夜食(夕食)は母に作ってもらう。
深夜はポテチを食べながらネットサーフィン。
うん、こうして文章に起こすとクズっぷりがよく分かる。
変わらなければならないのは分かっているのだが、前に進むのはなかなか難しい。
気力が湧いてこないのだ。
それに加え、体力が落ちてきたのがよくわかる。
特に足の筋肉。
それもそうだ、一日に20時間以上もベッドの上で生活しているのだから。
最近ではアニメを見ることさえしんどい。
アニメを見続ける体力、精神力がない。
もう末期(笑)なのかもしれない。
まあ、不登校児(俺)は何もしていない。
ニートをしている。
これからは少しずつ運動でもしてみようかな…
今日はこの辺で終わっておこうと思う。
稚拙な文章で申し訳ない…
なぜ俺が不登校になったか【無気力型】
自分は今年、2021年に18歳になった。
不登校になったのは去年2020年の1月頃だ。
とは言っても、いきなり学校に行かなくなったわけでは無い。
そこでだ、不登校になるまでの過程を軽く説明しよう。
俺は中学の頃から怠け者だった。
運動部に所属していたのだが、普段から遅刻したりサボったりしていた。
部活の友達と仲が悪かったわけではない。休みの日にはよく遊んでいた。
それでも引退まで部活は続けた。
そして高校受験を乗り越え、県内でそこそこの公立高校に進学することができた。
高校1年生、青春っぽいことは特になにもなかったが勉強をしつつ、部活動にも参加した。
2年生になった頃からだろうか、少しずつだが休むことが増えてきた。
今思えばこの頃、『つまらない』とよく言っていたと思う。
同じことが繰り返される毎日に何か刺激が欲しかったのだろう。
そして2学期、部活をやめた。これがターニングポイントだったのかもしれない。
部活をやめたのは些細な理由。
所属していた部活動は全国大会にも出場していたのだが、怠け癖があった俺は適当に部活に参加していた。そこで先輩が自分のことが気にいらなかったのか、参加拒否とまではいかないがそれを匂わせるようなことをされた。
俺はそのやり方が気に食わなかった。
結果、「こんな部活辞めてやる!(笑)」となったわけだ。
もちろん他の要因もあるがとどめを刺したのはこれだ。
自分でも思うがなかなか安直な判断だと思う。
その後、加速度的に休むことが増えていった。
冬に差し掛かった頃、新型コロナウイルスによって一時的に休校になった。
夜遅くまで起きて昼間で寝るといっただらけきった生活を送っていた。
そして休校あけ、登校することはなかったとさ。
ここまでが不登校になった簡単な経緯だ。
俺は不登校になるまでに部活の存在は大きかったと思う。
部活に参加する以上、部活内でのコミュニティが生まれる。
このコミュニティはクラス内でのものとは異なるものだと俺は思う。
部活内の仲間は教室の仲間に比べて、より親密で同じ価値観を共有できる強固なものだ。
俺はそのコミュニティを離れてしまった。
俺は自分と学校をつなぐ太い糸を自分の手で切ってしまった。
この判断がいけなかったのだ。
中学生、高校生は多くの人が部活動に参加すると思う。
俺のようにならないためにも部活は引退まで続けてほしい。
部活は自身と学校とを繋ぐ唯一無二の糸なのだから。